貧血

内科

貧血について

貧血とは血液中の酸素を全身に運搬する赤血球にある血色素(ヘモグロビン)量が正常より少なくなった状態のことです。
貧血の症状は立ちくらみ、息切れ、めまい、ふらつき、頭痛、動悸、疲労感と様々です。俗にいう立ちくらみ=貧血ではありません。さらに悪化すると、冷え性、肌にしみ、抜け毛、異食症(氷など)といった症状も出現します。また、貧血があると心臓に負荷がかかることも知られています。

貧血には様々な種類がありますが、一般的には鉄欠乏性貧血が多いです。特に女性は月経で毎月出血することから、鉄欠乏性貧血になりやすく、女性の約9%は鉄欠乏性貧血といわれています。男性は女性より貧血になりにくいですが、男性で貧血がみられる場合は、他の重大な病気が隠れていることがあります。症状がないからといって、貧血を放置することは危険です。当クリニックでは適切な検査や治療を提供いたします。