不眠症

内科

不眠症について

「眠れない(不眠)」は、うつ病・うつ状態の代表的な症状でもある一方、ストレスの影響や睡眠環境など、様々な原因で起こりえる症状でもあります。また、不眠が続くことが、ストレスや疲労の蓄積をもたらし、うつ病等の悪化要因になることも見られます。
そのため、不眠は、早めにご相談、対策をすることが、良いと考えられています。

睡眠の障害には様々なものがあり、不眠症もその中の一つです。不眠症は様々な原因で睡眠の時間の短縮や睡眠の質の低下により、生活に支障をきたす状態をいいます。「寝つきが悪い」「眠っても何度も目がさめる」「熟睡できない」などの訴えがあり、慢性化している不眠症の方は、昨今、増加傾向にあります。

不眠の原因にの主な理由として次の5つが挙げられます。身体の不調、環境の変化、精神的ストレス、心の病気、薬やアルコールです。不眠症で悩んでいる場合はこれらの項目をチェックしてみることが必要です。

これらの原因の中でもとても多いのが、精神的なストレスによる不眠症です。数日間でストレスや緊張が緩和され、眠れるようになる一過性の不眠であれば良いですが、1ヵ月以上続いてしまうような長期性の場合は早急にご相談ください。不眠が原因で喘息や心不全などの内科的病気にもなってしまう可能性もあります。早期に治療を開始することが重要です。