鼻尖形成・耳介軟骨移植術

鼻尖縮小術で大鼻翼軟骨が小さく、高さが出せない場合、耳介軟骨を移植することで、鼻先を更に高くすることが出来ます。

鼻尖縮小術分の手術代金は料金に含まれています。

「向いている方」と「向いていない方」について

向いている方

  • 鼻先が大きく団子鼻の人。
  • アップまたはダウンノーズにしたい方。
  • 鼻を高くシャープに見せたいと考えている方。

向いていない方

  • 目のバランス、鼻尖と鼻翼のバランスによって向いていない方がいる。鼻の大きさや鼻のバランスに関しては、黄金比のページへ。

「利点」と「欠点」について

利点

  • 鼻筋が通って見える。
  • 斜めや横顔の印象が、鼻が高くなる。
  • 腫れが引くのに3ヶ月はかかるが、徐々に細くなっていく。
  • 長期的経過をみると、プロテーゼは皮膚が薄くなり石灰化を起こすため、抜去しなくてはいけないのに対し、耳介軟骨移植は、自分の組織で出来ているため、引っ張るなどしてもずれる心配がない。

欠点

  • 1週間はテーピングが必要。
  • プロテーゼのように鼻根部の高さは出ないため、鼻尖部を高くし過ぎると横からの印象が、鼻が反り返ったように見えてしまう。鼻根部の低さや反り返った印象が気になる場合はヒアルロン酸を入れる必要がある。

鼻翼縮小の施術方法

  1. 鼻毛をカットし、軟骨を摘出する側の髪を結う。
  2. 消毒し、注射の麻酔と点滴をする。
  3. 耳の裏側から切開し、軟骨を摘出し、縫い閉じる。
  4. 鼻の入り口と奥を切り、中の処理がしやすいように引き出す。
  5. 軟骨を縫い寄せた時に邪魔になる軟骨の一部を切り出す。
  6. 耳から摘出した軟骨と鼻の軟骨を鼻尖部に移植する。
  7. 鼻の入り口を縫い閉じる。
  8. テーピングをする。

施術内容の詳細

手術時間 約45分
ダウンタイム 7日前後
抜糸 7日目
術後の通院 3日後(耳の圧迫除去)
1週間後(抜糸)
1・3ヶ月後

ダウンタイム詳細

傷の赤み 鼻の傷は鼻の中のため目立つことはない。耳裏の傷も見えにくいが3~6ヶ月赤い線状の傷が残る。鼻先は1ヶ月目が1番硬く、術直後に比べ小さくなっている。その後は、徐々に硬さがとれ自然になる。(場合によっては傷をやわらかくする注射をすることもある。)
腫れ 鼻はテーピングをはがしても腫れてはいるが、人には気づかれにくい。耳は3日間圧迫するが、内出血する場合がある(圧迫していても血腫が出来てしまった場合は、圧迫を延長する場合があります。)
洗顔 抜糸してから可能(テープを濡らさなければ可)
化粧 抜糸してから可能(テープをはがさなければ可)
シャワー 傷を濡らさないようにすれば当日から可能
入浴 1週間後から可能
運動 1週間後から可能
その他 鼻の奥の傷は血がたまらないように縫い閉じない為、出血が1~2日程度は続くため、綿球をつめる必要がある。 また、耳は腫れを防ぐために圧迫を3日間行う。外れると柔道耳のように形が変形することもあるので、外れそうになった場合は再固定が必要。
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

料金

鼻尖形成 ¥300,000(税込¥330,000)
耳介軟骨移植(鼻尖縮小術込み) ¥450,000(税込¥495,000)