
鼻にシリコン製の人工軟骨を挿入することで、鼻筋と鼻先の高さを出すことが出来ます。
鼻筋から鼻先までを高くしたい方におすすめの施術です。
「向いている方」と「向いていない方」について
向いている方
- 鼻のボリュームが少なく、鼻筋を通したい方。(鼻の大きさやバランスに関しては黄金比のページへ)
向いていない方
- 鼻根部を高くしたい方。(プロテーゼの形状上、鼻根部までは高くすることが出来ない。鼻根部の高さを作りたい場合は、ヒアルロン酸やレディエッセが向いている。)
- もともと鼻のボリュームが大きい方。(鼻に更にボリュームを増やすことで、鼻筋は通って見えるかもしれないが、イメージが男性的に見られやすくなる。)
- 段鼻の方。(人工軟骨はある程度形状が決められており、段差を埋めることは出来ない為、ますます段差が目立つ結果となってしまう。)
「利点」と「欠点」について
利点
- 鼻の穴の内側を6~7mm切開するので、傷痕が表面からは見えない。
欠点
- 強打することで、人工軟骨がずれる事がある。
- 人によっては異物を入れることで、時間と共に鼻先の皮膚が薄くなる、あるいは皮膚のテカリがでる、白っぽく見えたりすることがある。(こういった場合は、シリコンの圧迫により、皮膚に穴が開く可能性がある為、まずシリコンを抜去する。皮膚の厚みが戻らないことには、再挿入は出来ない。しかし、基本的には再挿入すると再び皮膚は薄くなるため、鼻尖縮小をするか、高さが足りない場合は耳介軟骨移植に切り替える方が無難である。鼻尖縮小や耳介軟骨の場合は、自分の軟骨を移植するため、皮膚が薄くなる心配はない。)
隆鼻手術(シリコン製人工軟骨挿入)の施術方法
- 点滴の準備をする。
- 鼻毛をカットし、消毒する。
- 鼻の入り口を切開する。
- 人工軟骨が入るように皮膚を剥離する。
- 人工軟骨に糸を通しておき、剥離した皮膚に埋め込み、通しておいた糸で皮膚に固定する。(I字の場合)
- (L字の場合は糸で固定しなくても大きくズレないため、そのまま挿入する。)
- 鼻の入り口を縫い閉じる。
- テーピングをする。
施術内容の詳細
手術時間 |
約30分 |
ダウンタイム |
7日前後 |
術後の通院 |
1週間後
1ヶ月後
3ヶ月後 |
ダウンタイム詳細
傷の赤み・硬さ |
赤みは鼻の中のため目立つことはない |
腫れ |
1週間程度(特にテープをしていない目の周り等に腫れが強く出る) |
洗顔 |
抜糸してから可能(テープを濡らさなければ可) |
化粧 |
テープ以外の部分は可能 |
シャワー |
首から下はシャワー可能(テープを濡らさなければ可) |
入浴 |
1週間後から可能 |
運動 |
1週間後から可能 |
その他 |
術後固定用のテープはシリコンがズレないための固定と腫れを防止するためです。剥がれたり、浮いてきた場合は、再固定の必要性があります。また、患部を強く強打した場合もズレる原因になるので、注意してください。 |
上記は一般的な経過であり、個人差があります。 |
料金
隆鼻手術(シリコン製人工軟骨挿入) |
¥300,000(税込¥330,000) |
鼻人工軟骨抜去 |
¥98,000(税込¥107,800) |
隆鼻手術(シリコン製人工軟骨挿入)+鼻人工軟骨抜去 |
¥350,000(税込¥385,000) |
切らない隆鼻術(糸による施術)1本あたり |
¥20,000(税込¥22,000) |