じんましんとは?
じんましん(蕁麻疹)は皮膚が赤く盛り上がりかゆみを伴う病気です。耐え難いかゆみとも言われていますが、発症は突然で数十分〜数時間と時間の経過とともに消失していきます。
「急性じんましん」や「慢性じんましん」と種類もあるため症状が出始めてからどのくらいの月日なのか、繰り返し起こるのか、どのようなタイミングで起こるのかなど経過観察が非常に重要です。
症状
上記でも述べたようにじんましんは赤く盛り上がった発疹ができます。また、同時にかゆみも起こるのですが、数分〜数時間で消失してしまう点が特徴です。
原因
じんましんができてしまう原因は個々によって異なりますが大きく分けると2つあります。
①アレルギー性
この場合、食物や薬剤などの成分が影響して起こります。
特定の野菜を食べたり肉を食べたりするとその日の体調によってじんましんができてしまうこともあります。
②非アレルギー性
日光やラテックスに触れると発疹がでるといったケースは非アレルギー性です。毎日のように繰り返し起こるものはアレルギー性ではなく非アレルギー性という場合が多いと言われています。
治療法
じんましんの治療は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬などの内服薬です。
症状が見られない場合でも内服を続けることで、アレルギーを抑制できます。症状が出ないからといって内服を中断してしまうと再発する恐れもあるので注意が必要です。