δーアミノレブリン酸を内服し、皮脂腺や毛包に集積する物質(ポルフィリンという光感受性物質)を大量に発生させ、可視光線をあてることで活性酵素が発生し、皮脂腺と毛包を壊す治療です。
それにより、皮脂の分泌が減少し、また、熱によっても殺菌されるため、炎症性のにきびにも効果があります。顔はもちろんのこと、身体にも照射可能です。
にきびを治したい方におすすめの施術です。
「向いている方」と「向いていない方」について
向いている方
- 脂性肌の方。
- にきびが繰り返しでき、治らない方。
- 顔や首に、にきびができやすい方。
- 胸や背中、おしりに、にきびができやすい方。
- 皮脂による化粧崩れが気になる方。
向いていない方
- 日光過敏症の方。
- 頭部などの、毛が生えている部分に、にきびができやすい方。(毛が抜けては困る部位への照射は、脱毛の恐れがあるため。)
- 妊娠中の方。(内服薬が胎児への影響が懸念されるため。)
「利点」と「欠点」について
利点
- 大きくなった皮脂腺を壊してしまうのでにきびが出来にくくなる。
- 脂性肌が改善され、化粧崩れがしにくくなる。
欠点
- 内服した薬の効果が出ることもあるので、照射前後は日に当たらないようにする必要がある。(特に照射前に日光に当たると反応し、レーザーの効果が十分に発揮できない可能性がある)
- 照射後、それまで溜まっていた皮脂が一度に排出されるために、一時的ににきびが悪化する場合がある。(一時的なものなので、抗生剤等で落ち着かせることが出来る。)
- δーアミノレブリン酸内服による胸やけや吐き気等、気分不快症状が出る場合がある。
PDT(フォトダイナミックセラピー)治療の施術方法
- 照射4時間前にδ―アミノレブリン酸を内服する。(希望に応じて吐き気止めも内服。)
- にきびが多い場合、面圧をする。
- 可視光線を照射する。
- クーリングする。
施術内容の詳細
施術時間 | 1部位 約20分 |
ダウンタイム | 2~3日前後 |
術後の通院 | にきび悪化時 1週間後面圧 |
ダウンタイム詳細
傷の赤み・硬さ | 2~3日赤み |
腫れ | 2~3日赤みと共に日焼け後のような腫れが出ることもある |
洗顔 | 当日から可能 |
化粧 | 当日から可能 |
シャワー | 当日から可能 |
入浴 | 当日から可能 |
運動 | 当日から可能 |
上記は一般的な経過であり、個人差があります。 |
料金
PDT(フォトダイナミックセラピー) | ¥40,000(税込¥44,000) |
※ 施術後の状態により別途薬代¥870(税込¥957)かかります。 |