帯状疱疹とは?
帯状疱疹は、体の左右どちらかに帯状の赤い斑点ができる病気です。小さな水ぶくれのようになっていてピリピリとした痛みが走ります。
幼少期に感染したことのある水ぼうそうと同じウイルスが何らかの影響で体の免疫力が下がった際再活性化して起こるのです。
原因
上記で説明したように、ヘルペスウイルスの一種でもある水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で発症します。
このウイルスは幼少期に初めて感染すると14日程度の潜伏期間を経て水ぼうそうという病気になります。
しかしそれで終わりではありません。ウイルスは潜伏し続けて消失しません。その結果、ストレスだったり疲れだったりがたまると免疫力が低下し再びウイルスが出現し「帯状疱疹」が起こるのです。
症状
胸や腹部、背中など体の左右どちらかに神経痛のような症状が起こります。触るとピリピリした感覚です。その後は、発疹や水ぶくれが帯状に出現します。
痛みが強く日常生活を送ることが難しい場合もあります。
また、重症化してしまうとウイルスが身体中に影響を及ぼし、広範囲に発疹が現れてしまうケースもあります。
治療法
①内服薬
内服薬でウイルスを消滅させます。
体への影響を受けやすいため薬の量は調節する必要があります。
②外用薬
塗り薬自体でウイルスの消失はできないですが、水泡の悪化を防ぎます。