もともと先天的に陥没している、または乳腺炎を起こした事で、瘢痕化し陥没した乳頭を形成します。
陥没した乳頭をなおしたい方におすすめの施術です。
陥没乳頭の程度により術式が異なりますので、まずはご相談ください。
*他の術式の適用となることもございます。
「向いている方」と「向いていない方」について
向いている方
- 陥没を改善したい方。
- 乳頭が陥没していることで、授乳がうまく出来ない方。
向いていない方
- 特になし
「利点」と「欠点」について
利点
- 乳頭が出ることで、乳児が吸い付きやすくなる。
- もともと色素があり、平坦な部位ではないので、傷は分かりにくい。
欠点
- 皮膚を成長させる為に搾乳機を使い、セルフケアを行う必要がある。
- 重度の陥没拘縮が強い場合、1回の手術では突出が不十分な場合がある。
(乳頭の奥に拘縮がある場合、拘縮を取る手術を行い、陥没を改善し、乳頭を平らな状態にする。皮膚が成長したら2回目の手術で形を作る。一度の手術で無理に行うと傷が長く残る可能性がある。)
陥没乳頭形成術の施術方法
- 点滴をする。
- 消毒し、注射の麻酔をする。
- 皮膚を切開する。
- 線維化や瘢痕化している部分を切り離す。
- 皮膚を縫合する。
- 必要に応じて乳頭が引き込まれないようにピンで固定する。
施術内容の詳細
手術時間 | 約60分 |
ダウンタイム | 1週間程度 |
抜糸 | 1週間 |
術後の通院 | 1週間(抜糸) 1ヶ月 3ヶ月 |
ダウンタイム詳細
傷の赤み・硬さ | もともと色素が濃い部分の為赤みは分からない。 硬さは3~6ヶ月で徐々に取れていく。 |
腫れ | 乳頭部が大きく見えるが、3ヶ月かけて小さくなる。 |
洗顔 | 当日から可能 |
化粧 | 当日から可能 |
シャワー | 翌日から可能(傷を濡らさないようにすれば) |
入浴 | 1週間後から可能 |
運動 | 1週間後から可能 |
その他 | セルフケアとして搾乳器を使用し、乳頭部の圧出をする必要がある。 術後、乳頭の固定のため、器具の装着が必要なことがある。 |
上記は一般的な経過であり、個人差があります。 |
料金
陥没乳頭形成術 | ¥200,000(税込¥220,000) |
陥没乳頭形成術 保険適用 | 約¥22,050 |
※麻酔・薬代は別途かかります。 |