水虫(足白癬)

水虫とは?

水虫は白癬菌というカビの一種が皮膚の角質層に入り込むことによって起こる皮膚の病気です。

その白癬菌は約90パーセントが足で繁殖しやすいと言われています。

また、水虫と診断された人から落ちる角質の中でも白癬菌は生きているため、それを素足で踏むことで菌が付着し、うつってしまう確率もあるのです。

原因

水虫は長時間同じ靴を履いたり、運動をして汗をかいたりした足に起こりやすいです。このような「高温多湿」の場所で起こりやすく菌が増殖してしまうことで水虫になると言われているのです。

また、上記説明でも述べたようにもともと水虫を持っている人から落ちた角質などを踏み、それを洗い流し切れていないことで菌が繁殖し水虫になってしまうケースも考えられます。

症状

①趾間びらん型

初期段階で起こります。足の指の間にできやすく、皮膚がただれたりはがれたりします。

②小水疱鱗屑型

こちらも初期段階ですが、症状が出るのは足裏です。水疱ができ強いかゆみを伴います。

③角質増殖型

趾間びらん型や小水疱鱗屑型の状態を放置していて悪化した状態です。このような状態になると皮膚が厚くなったりひび割れたりして痛みを伴います。

治療法

①外用薬

塗り薬で治療を行います。

②内服薬

塗り薬での治療が難しい、治らないといった場合は内服薬を使用します。
薬によっては飲み合わせなどで副作用を起こしてしまうこともあるため、医師に相談することが大切です。