梅毒とは?
性交渉をきっかけに起こる感染症です。さまざまな症状が起こりますが、早くに治療を行うことで完治できます。しかし、症状を放置しておくことで髄膜炎や神経障害などを引き起こす恐れもあります。
原因
性行為などをきっかけに梅毒トレポネーマという細菌が体内に入り込み、感染します。
症状
陰部や肛門など感染した部位にしこりができたり、リンパが腫れたりします。その後、そういった症状が治った数ヶ月後、手の平や足裏にかゆみを感じない赤い発疹がみられます。その後そういった症状が治った数年後やわらかい腫瘍が体中にできます。
早い段階で治療を行うことが大切です。
治療法
ペニシリン系抗菌薬で治療を行います。治る速度には個人差もありますが、自己判断で薬の服用をやめてしまうと完治しないケースもあるので注意が必要です。
また、治療を行わずとも症状が消失する場合もありますが、一度発症してしまうと自然に完治することはありません。