尋常性白斑

尋常性白斑とは?

尋常性白斑は、皮膚の色素が抜けてしまうことで皮膚が白くなってしまう病気です。「限局型」のように体の一部分が白くなる場合、「汎用型」のように全身のさまざまな場所が白くなる場合、「神経分節型」のように神経の通りに症状がでる場合の3種類があります。

原因

尋常性白斑の原因は不明ですが、自己免疫疾患のひとつとも考えられています。

20歳前後で症状が見られることが多いです。また、確率は少ないですが家族が同じ疾患を持っている場合もあります。

症状

皮膚が白くなります。大きさなどはさまざまで広範囲になったり、白い部分同士が繋がったりします。

それ以外での自覚症状はないと言われています。

治療法

①外用薬

大きさが小さい場合、ステロイドの外用薬を使用します。その効果を見て、次にどのような治療を行ったら良いのか、また、治り具合によって治療を続けるのかを適宜決めます。

②紫外線療法

広範囲に広がっている場合は、紫外線療法を行います。これは紫外線を人工的に照射する治療です。

③手術

進行がないと判断した場合や白斑の大きさが小さい場合は、切除するケースもあります。