注射による多汗症治療

薬剤を適応部位に注射することで、汗腺の働きを抑え、発汗量を減らすことが出来ます。

人の体には汗を分泌させることで体温調節を行っています。汗はエクリン腺という汗腺から分泌されます。汗腺が多いワキに汗止め注射をすることで、交感神経からエクリン腺への刺激の伝達をブロックし、発汗を抑えます。

原発性腋窩多汗症の場合、保険適用となります。

症状と注射部位

毛穴 がある所に注射し、汗を出す腺(エクリン腺)の働きを弱め汗の量を少なくします。

ワキに対する汗止め注射の施術手順

  1. (本人希望時)麻酔クリームによる麻酔をする
  2. 消毒し、汗止め注射をする
  3. 圧迫止血をする

*保険適用の場合、麻酔クリームは使用できません。

施術内容の詳細

施術時間 約5~10分
ダウンタイム 14日前後
(内出血時)

ダウンタイム詳細

傷の赤み 2~3日針痕の赤み
腫れ 内出血した場合、2週間程度
洗顔 当日から可能
化粧 当日から可能
シャワー 当日から可能
入浴 当日から可能
運動 当日から可能
飲酒 当日から可能
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

料金

両ワキ 52000円(税込57000円)
原発性腋窩多汗症に対する保険治療の場合 約25000円