薬剤を適応部位に注射することで、汗腺の働きを抑え、発汗量を減らすことが出来ます。
人の体には汗を分泌させることで体温調節を行っています。汗はエクリン腺という汗腺から分泌されます。汗腺が多いワキに汗止め注射をすることで、交感神経からエクリン腺への刺激の伝達をブロックし、発汗を抑えます。
症状によっては保険が適応されます。
症状と注射部位
毛穴 がある所に注射し、汗を出す腺(エクリン腺)の働きを弱め汗の量を少なくします
症状と注射部位 | 注意する点 |
---|---|
多汗症(腋窩有毛部)汗の量を減らすことは出来ますが、腋臭症 には効果がありません。 |
ワキに対する汗止め注射の施術手順
- (本人希望時)麻酔クリームによる麻酔をする(15分程度)
- 消毒し、汗止め注射をする
- 圧迫止血をする
施術内容の詳細
施術時間 | 約5~10分 |
ダウンタイム | 14日前後 (内出血時) |
通院 | 修正が必要な場合 7日後から14日以内 |
ダウンタイム詳細
傷の赤み | 2~3日針痕の赤み |
腫れ | 内出血した場合、2週間程度 |
洗顔 | 当日から可能 |
化粧 | 当日から可能 |
シャワー | 当日から可能 |
入浴 | 当日から可能 |
運動 | 当日から可能 |
飲酒 | 当日から可能 |
上記は一般的な経過であり、個人差があります。 |
料金
両ワキ(症状次第で保険適応) | ¥52,000 |
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥2,000かかります。
※ 当院ではワキ汗止め注射に関して、効果が弱い場合に修正期間を設けています(7日後から14日以内)。その際、追加料金は¥10,000(麻酔クリーム希望の方は別途¥2,000)です。また、発汗テスト希望の方は別途¥1,000かかります。 |