骨粗しょう症

内科

骨粗しょう症について

骨粗しょう症とは、骨密度が低下し骨の強度が弱くなることで骨折などが起こりやすくなる病気です。加齢や、閉経後の女性に多く見られることが特徴です。また、この他に薬剤などが原因となることもございます。

骨粗しょう症は骨の病的老化であり、合併症として骨折を引き起こしやすいため、予防と治療が必要であると考えております。骨粗しょう症により骨折を起こしやすい部位としては脊椎椎体(背骨)、大腿骨(足の付け根)、橈骨(手首)などが挙げられます。いずれも転んだり尻もちをついたりした際に衝撃が加わりやすい部位です。特に大腿骨は骨折してしまうと活動性や日常生活に大きく影響を及ぼします。健康で自立した生活を送れる期間「健康寿命」をより長く確保するためにも転倒には十分ご注意ください。