溶連菌

内科

溶連菌

溶連菌とは正式には溶血性連鎖球菌という細菌のことで、主に喉に感染し咽頭炎や扁桃炎を引き起こします。代表的な症状としては、のどの痛み、発熱、頸のリンパ節の腫れ等があります。体や手足に発疹が出ることもあります。

一般のかぜと違い、咳が出ることはまれです。溶連菌感染が疑われる場合には、検査をすることで確定診断をすることができますので、早めに受診をしましょう。

検査は綿棒で喉を擦るだけで、結果が出るまでにそれほど時間はかかりません(5~10分程度)。

治療は抗生剤の内服になりますが、菌を確実に退治するために5~10日間内服することになります。薬が効くと数日で症状がおさまってくることが多いですが、途中で薬をやめてしまうと後々リウマチ熱や腎炎といった合併症が起こる可能性が高くなってしまいます。抗生剤は医師から指示された期間飲み切るようにしましょう。