インフルエンザ脳症
インフルエンザ脳症とは、インフルエンザの重篤な合併症の一つです。
インフルエンザ発病後、多くは1週間程度で回復しますが、中には脳症等の重い合併症が現れる場合があります。インフルエンザ脳症は特に小児に多い合併症です。
インフルエンザ脳症の症状としては、けいれん、意識障害、異常行動といった神経症状がみられ、これは脳が腫れたり、脳内の圧が上昇するために起こります。発症の予防にはインフルエンザワクチンが有効です。
インフルエンザワクチンはインフルエンザの発病を阻止するだけでなく、重篤な合併症の予防になります。