片頭痛

内科

片頭痛

片頭痛はズキズキと脈打つような痛みが起こります。頭の片側だけと思われがちですが、両側に起こることもあります。

片頭痛は前兆のある片頭痛と前兆のない片頭痛に分けられます。片頭痛の前兆とは頭痛の前に起こる症状で、キラキラした光やギザギザした光がみえます。その他、吐き気や嘔吐を伴ったり、音やにおいに敏感になったりすることもあります。体を動かすと痛みが悪化します。

頻度は週に1,2回~月に1,2回と個人差があり、頭痛の持続時間は一般的に4~72時間といわれています。

片頭痛の誘因として、疲労やストレス等がありますが、チーズや赤ワインがきっかけになることもありますので、注意が必要です。

片頭痛の治療は薬物治療が基本で、片頭痛発作を抑える薬が使用されます。また、症状が軽度の場合には一般的な鎮痛薬も使用されます。

片頭痛は主に問診によって診断しますが、脳腫瘍や脳出血といった重篤な病気がないことを確かめるために頭部CTや頭部MRIといった画像検査を行う場合があります。