薬剤を適応部位に注射し筋肉の動きを抑えることで、咬筋や側頭筋のボリュームを抑えることが出来ます。

エラやこめかみが張っているのを改善し、小顔効果を得たい方や歯ぎしりをする方にもおすすめの施術です。

症状と注射部位

筋肉の動きを抑える状態を維持することで、筋肉のボリュームが減り、小顔効果が期待できます(3ヶ月おきに3回は続けることで元のボリュームまでは戻りにくくなります)。

また、咬筋が弱くなることで、歯ぎしりが軽減する効果もあります。

症状と注射部位 注意する点
エラが張って顔が四角く大きい
ごつごつした印象
鉢が大きい
歯ぎしりがひどい
(咬筋・側頭筋)40代を過ぎてから咬筋を小さくすると、皮膚があまり、口角周辺のたるみ、マリオネットラインが目立つことがあります。

エラ・こめかみ縮小注射の施術手順

  1. (本人希望時)麻酔クリームによる麻酔をする(15分程度)
  2. 消毒し、薬剤を注射する

施術内容の詳細

施術時間 約5~10分
ダウンタイム 14日前後
(内出血時)
通院 修正が必要な場合 7日後から14日以内

ダウンタイム詳細

傷の赤み 2~3日針痕の赤み
腫れ 内出血した場合、2週間程度
洗顔 当日から可能
化粧 当日から可能
シャワー 当日から可能
入浴 当日から可能
運動 当日から可能
飲酒 当日から可能
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

料金

エラ ¥50,000(税込¥55,000)
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥1,000(税込¥1,100)~¥2,000(税込¥2,200)かかります。
エラ+こめかみ ¥70,000(税込¥77,000)
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥1,000(税込¥1,100)~¥2,000(税込¥2,200)かかります。

※ 当院ではエラ・こめかみに対する縮小注射に関して、修正期間を設けています(7日後から14日以内)。その際、追加料金はかかりません。

GLP-1とは、食後に血糖値が上昇すると、小腸から分泌されるホルモンの一種です。
分泌されると膵臓に働きかけ、血糖降下作用のあるインスリンを分泌します。この他に食欲抑制・体重減少の作用もあります。

 

「向いている方」と「向いていない方」について

向いている方

  • 痩せたい方
  • いろいろなダイエット法を試したがうまくいかなかった方
  • 運動療法、食事療法が自分で出来ない方

向いていない方

  • 糖尿病の方
  • 肝・腎機能障害や膵炎の既往のある方
  • 妊産婦・授乳中の方

 

「利点」と「欠点」について

利点

  • 食欲抑制に伴い体重減少が望める
  • 努力の必要がない
  • 少ない食事量でも満腹感が持続する

欠点

  • 起床時など、最初の飲食前の空腹時に服用し、服用後30分間は飲食が出来ない

 

副作用

  • 急性膵炎、下痢、悪心・嘔吐、嘔吐を伴う激しい腹痛、腹痛、食欲減退、浮動性めまい、糖尿病網膜症、味覚異常などの副作用が起こる可能性があります。 胃腸症状(下痢、便秘、お腹の張り、胃のムカつき)は、使用してからはじめのうちにあらわれやすいと言われています。ほとんどの場合、使用を継続すると症状が落ち着きます。 低血糖(めまい、ふらつき、空腹感、冷や汗など)があらわれたときには、ブドウ糖の含まれた飲食物を摂取して安静にしてください。15分以上過ぎても症状がおさまらないときにはもう一度同じ物を摂取してください。

 

禁忌

  • 妊娠中の方、2か月以内に妊娠を予定している方、授乳中の方
  • 糖尿病の方
  • 重度の胃腸障害(胃潰瘍、炎症性腸疾患など)がある方
  • 膵炎や甲状腺疾患の既往歴がある方

 

服用方法

  • 1日1回1錠を起床時など最初の飲食前に空腹時の状態で服用してください。
  • 約120mLの水で服用し、服用後の飲食は30分経過してからにしましょう。

 

服用期間

  • 2〜3か月

 

併用注意

  • 糖尿病治療薬(必要量が変化する可能性あり)
  • アルコール(副作用の増強)
  • 甲状腺ホルモン(中枢神経系刺激作用の増強)
  • 中枢神経刺激薬(幻覚・睡眠障害等の増強)

 

医薬品についての詳細

未承認医薬品等(異なる目的での使用)

  • リベルサスは医薬品医療機器等法において、2型糖尿病の効能・効果で承認されています。 しかし当院で行っている肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。

入手経路等

  • 当院医師の判断のもと、国内の医薬品卸業者より国内の承認薬を仕入れています。

国内の承認医薬品の有無

  • 国内で肥満治療の効能・効果で製造販売承認されているGLP-1製剤に「ウゴービ」があります。 またリベルサスを一般名とする医薬品は国内では2型糖尿病の効能・効果で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。

諸外国における安全性などに係る情報

  • GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

 

料金

【リベルサス 3㎎ 30日分】 ¥9,000(税込¥9,900)
【リベルサス 7㎎ 30日分】 ¥21,000(税込¥23,100)

 

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薬剤を適応部位に注射し筋肉の動きを抑えることで、しわの抑制や気になる表情を改善することが出来ます。

額、眉間、口元、目元、その他顔のしわや表情で、筋肉の動きが原因で起こる症状を改善したい方におすすめの施術です。

症状と注射部位(しわ)

気になる部位に関係する筋肉に注射し、筋肉の動きを抑え、しわ等を改善します。

症状と注射部位 注意する点
額のしわ(前頭筋) まぶたの皮膚に余りがある人や眼瞼下垂の人は、額の筋肉を補助的に使って、眼を開けている為、手術を併用しないと更に開きにくく、重たくなってしまいます。手術後に注射した方が効果的です。
眉間のしわ(雛眉筋) 強く効かせると、眉間が落ちるために鼻の横じわが目立ったり、目が重く感じたりすることがあります。また、長年の癖によって形状記憶様に凹んでいる場合、しわ取り注射だけでは凹みが改善されないことがあります。その場合は、ヒアルロン酸も併用すると効果的です。
鼻の斜めに入るシワ(バニーライン)(鼻筋) 人によっては、多少しわが残ることがあります。
目尻のしわ(カラスの足跡)(眼輪筋) 目の下ちりめんじわには効果がありません。
唇の周りに垂直に細かく現れるしわ(口輪筋) 筋肉の動きを強く抑えすぎると、おそばやお茶をすすったり、ストローで飲み物を飲むことが出来にくくなります。
顎に力を入れると出来る梅干しのようなしわ(オトガイ筋)

症状と注射部位(表情)

気になる部位に関係する筋肉に注射し、筋肉の動きを抑えることで、表情を改善します。

症状と注射部位 注意する点
笑うと目が細くなる(三日月目)(眼輪筋) 下まぶたの眼輪筋の緊張が弱くなり、目が大きく見えるが、下の眼輪筋が強くない人が注射した場合、クマがより目立つことがあります。
笑うと歯茎がみえる(ガミースマイル)(上唇挙筋)
口角が下がっている(口角下制筋) 口角下制筋を弱めることで、笑った時に口角が上がりやすくなりますが、米粒などが詰まりやすくなることがあります。

しわ・表情に対するしわ取り注射の施術手順

  1. (本人希望時)麻酔クリームや注射による麻酔をする(15分程度)
  2. 消毒し、薬剤を注射する

施術内容の詳細

施術時間 約5~10分
ダウンタイム 14日前後
(内出血時)
通院 修正が必要な場合 7日後から14日以内

ダウンタイム詳細

傷の赤み 2~3日針痕の赤み
腫れ 内出血した場合、2週間程度
洗顔 当日から可能
化粧 当日から可能
シャワー 当日から可能
入浴 当日から可能
運動 当日から可能
飲酒 当日から可能
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

料金

ひたい、眉間、目尻、目頭・目周り、バニーライン、あご、ガミースマイル、口角挙上(口角下制筋)、首の各1部位・1ヶ所 各¥20,000(税込¥22,000)
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥500(税込¥550)かかります。
顔のしわセット(全顔) ¥50,000(税込¥55,000)
※ 薬代込み

※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥500(税込¥550)~¥3,000(税込¥3,300)かかります。

※当院ではしわ・表情に対するしわ取り注射に関して、修正期間を設けています(7日後から14日以内)。その際、追加料金はかかりません。

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概要

使用する薬剤は

使用する薬剤は、A型と分類される菌の毒素を用います。

この菌は通常土壌の中にいる菌で、食中毒の原因にもなると言われている神経毒を生産します。その神経毒は、体内に取り込まれると神経に重度の障害を与え、この菌の場合、神経伝達物質の分泌を阻害して、麻痺を起させます。

その作用を逆手にとって治療薬にしたものが、今回使用する薬剤です。

生きている菌では活性が強く身体内で菌が繁殖してしまうため、菌が生産する毒素だけを抽出し、製剤として利用しています。この菌はA~F型まで7種類くらいあると言われていますが、A型の毒素を使った治療が一般的です。

薬剤の安全性

毒素なため大量に使用すればショックを起こすなど、危険を伴います。しかし、人体に対する致死量は、筋肉注射で射った場合3,000~30,000単位、通常治療で使用する量は5~150単位です。

例えば、顔のシワやエラ、ワキに全部射ったとしても200単位なので、到底致死量には及びません。薬剤に関するしっかりとした知識があり、使用量を間違えなければ安全に使用することが出来ます。

また、薬剤の一部は日本でも承認されており、麻痺などの治療薬として保険適用もされています。

薬剤の作用

「筋肉を動かしてください」と脳から指令が出ると、神経という通路を通って電気刺激のようなものがでます。それが、動かす予定の筋肉に到達すると、筋肉が反応し、腕や足を曲げたり伸ばしたりすることが出来ます。

筋肉と神経の間には隙間のようなところがあり、その隙間をつなげる役割を担っているのが、神経伝達物質であるアセチルコリンです。アセチルコリンは、神経から筋肉に向かって放出され、それをキャッチすると、筋肉に刺激が加わり筋肉を動かします。

薬剤はこの神経伝達物質である、アセチルコリンの放出をブロックすることで筋肉の動きを抑えます。

薬剤の持続期間

薬剤は神経接合部と言われる部分の伝達をブロックすることで、筋肉の動きを抑えます。しかし、人の身体は再生機能があり、神経がブロックされた部位は、側副路といって新たな伝達経路を形成します。

その経路の形成はだいたい3ヶ月と言われており、薬剤の効果は3ヶ月位すると薄れてきます。また、エラの縮小注射は、3ヶ月間隔で3回以上注射すると、委縮した筋肉が元通りになることを防ぐ事ができます。

その後も効果を持続させるには、6~12か月間隔での注射をおすすめします。

禁忌

  • 筋肉の神経接合部に障害がある人(筋委縮性側索硬化症、重症筋無力症など)
  • 妊娠している人もしくは授乳中の人

(妊娠初期に薬剤を注射すると流産の可能性があり、基本的には妊婦は禁忌とされている。また、授乳に関しても、母乳から薬の影響を受ける可能性はあり、薬の排泄が48~72時間かかるため、その間、授乳は控える必要がある。)

薬剤の保険適用

保険適用承認されている病名

日本国内で薬剤の保険適用が承認されている病名は下記になります。

  • 眼瞼痙攣
  • 片側顔面痙攣
  • 痙性斜頸小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足
  • 上肢痙縮・下肢痙縮
  • 重度の原発性腋窩多汗症

各項目に対して、担当医師が講習を受け、認定を受けないと保険治療を行うことが出来ません。

当院長は、「眼瞼痙攣・片側顔面神経麻痺」「重度の原発性腋窩多汗症」に関し、認定を受けております。

多汗症治療の保険適用

2012年11月より「重度の原発性腋窩多汗症」に対しての薬剤治療が承認され、当院のドクターも認定講習を受講し、保険適用が可能になりました。下記は「多汗症治療の保険適用」に関する概要です。

    • 保険適用施術費用は約30,000円です。(診察代は別途かかります。)
    • 保険治療は、「重度の原発性腋窩多汗症」のみ適応となりますので、診察が必要です。
  • 保険治療での注射箇所は片側10~15カ所であるのに対して、自費治療は片側約50カ所と多いため、効果の出る範囲が異なります。
  • 薬剤の再投与は前回の効果が減弱した場合に可能ですが、4ヶ月以内の再投与は出来ません。
  • 保険治療の際はクリーム麻酔が認められていません。

詳しくは診察にてご相談下さい。

薬剤に関するよくある質問

しわ取り注射がしわに効果的なのはなぜですか?
元々、筋肉と表皮の伸びている状態の長さが等しいとします。

筋肉が動く、つまり縮むことにより、表皮が余る為に皮膚が寄れてしわが出来ます。これがしわの原理です。

しわ取り注射は注射を射った部位から1cm程度周りに広がり、効果を発揮します。

注射した部位の周囲は、薬剤の影響で筋肉が縮まず動かなくなるため、筋肉の動きによって出来るしわを抑えることが出来るという訳です。

薬剤注射は診察当日に行うことが出来ますか?
当日の施術も可能です。

診察の込み具合によってはお断りさせていただく場合もございます。

当日の施術をご希望の場合は、あらかじめカウンセリングと施術をご予約下さい。

薬剤注射の副作用はありますか?
痛みや内出血が一般的ですが、稀に軽い頭痛を感じる方もいます。

ただ頭痛は毒素によるものではなく、注射による一過性のものですので心配はありません。

妊娠中でも打てますか?
妊娠の可能性がある方、妊娠されている方は安全性の確立がされてはいませんので、当院ではお断りさせていただいています。
効果はいつ頃から現れますか?また持続期間はどの位ですか?
しわに対する注射の場合、効果は3日頃から出始め、1週間位するとしっかり効果が現れます。

2ヶ月くらいから徐々に動きが出てきます。

エラに対する注射の場合、さらに3ヶ月に1回のペースで、最低3回注射することで、元のボリュームまで戻りにくくなります。

薬剤注射を打って目が重くなりました。治せますか?
基本的に薬剤注射の効果が出始めてから治すことは出来ません。

薬剤注射は3ヶ月程度で効果が無くなってきますので、待って頂くほかありません。

一応ミューラー筋という、目をあける筋肉を収縮させる点眼もあるのですが、思うような効果が得られる訳ではありません

薬剤注射が効きすぎて変な顔になる事があるって本当ですか?
薬剤注射の射ち方や、量によっては以下の様な症状が起こる事があります。

  • 目が重くなり、一重になった。
  • 眉毛が吊り上って怖い顔になった。(スポック・ブロー:眉毛外側角拳上)
  • 口がすぼまらず、ストローなどが吸えない。
  • 仮面様顔貌で、表情がなく人形のようになった。

 

本人の希望を確認し充分相談した上で注射することで、ご心配されるような事になることはありません。

他院での薬剤注射で失敗しました。治すことは出来ますか?
基本的に薬剤注射の効果が出始めてから治すことは出来ません。

中和する薬もありますが、注射後48時間までに打たないと効果が得られないと言われており、効果が出てきてからではもう注射する意味がありません。

そのため当院では取り扱いがなく、効果が切れるのを待って頂きます。

しかし、効果が不十分なために表情がおかしい場合は、追加をすることで治せる場合もあります。

症例写真

 
 

エラボトックス(しわ取り注射)

性別 女性  
年齢 20代 
施術名 エラボトックス(しわ取り注射)
施術日 2023年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 施術2週間後
エラ(咬筋)のボトックス注射を打つことで、筋肉の動きを抑え、エラが目立たなくなりフェイスラインがスッキリしました。 違和感が強くならないこと、噛みにくさなどがないように薬剤の量を調整します。 動きが強い部分は2週間後にタッチアップを行います。
施術費用 エラ【ディスポート】 ¥55,000(税込)
※2週間後のタッチアップ代込み
麻酔クリーム  ¥3,300(税込)
副作用・リスク 内出血:数日〜1週間
耐性が出来るリスク
 
 

ボトックス(しわ取り注射)

性別 女性  
年齢 20代 
施術名 ボトックス(しわ取り注射)
施術日 2023年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 施術2週間後
眉間・目頭のボトックス注射を打つことで、筋肉の動きを抑え、しわが目立たなくなりました。 表情が動かなくなることがないよう、薬剤の量を調整します。 動きが強い部分は2週間後にタッチアップを行います。
施術費用 眉間【ディスポート】 ¥22,000(税込)
※2週間後のタッチアップ代込み
麻酔クリーム  ¥3,300(税込)
副作用・リスク 内出血:数日〜1週間
耐性が出来るリスク
 
 

ボトックス

性別 女性  
年齢 20代 
施術名 ボトックス(しわ取り注射)
施術日 2023年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 施術2週間後
眉間・目頭のボトックス注射を打つことで、筋肉の動きを抑え、しわが目立たなくなりました。 表情が動かなくなることがないよう、薬剤の量を調整します。 動きが強い部分は2週間後にタッチアップを行います。
施術費用 眉間【ディスポート】 ¥22,000(税込)
※2週間後のタッチアップ代込み
麻酔クリーム  ¥3,300(税込)
副作用・リスク 内出血:数日〜1週間
耐性が出来るリスク
 
 

ボトックス(しわ取り注射)

性別 女性  
年齢 30代
施術名 ボトックス(しわ取り注射)
施術日 2024年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 施術2週間後
目尻・目頭のボトックス注射を打つことで、筋肉の動きを抑え、しわが目立たなくなりました。
表情が動かなくなることがないよう、薬剤の量を調整します。 動きが強い部分は2週間後にタッチアップを行います。
施術費用 目尻【ディスポート】 ¥22,000(税込)
※2週間後のタッチアップ代込み
麻酔クリーム  ¥3,300(税込)
副作用・リスク 内出血:数日〜1週間
耐性が出来るリスク

もともとプラセンタは肝機能改善や更年期障害に対しての治療として行われていました。
現在では、抗疲労作用や創傷治癒促進作用も認められており、シミに対してのメラニンの生成抑制やターンオーバーの正常化にも効果がある可能性が示唆されています。
美白効果のあるビタミンCやトラネキサム酸、Lシステインなどの成分を点滴により摂取します。
症状によっては保険適用もあります。

効果

  • 更年期障害
  • 乳汁分泌不全
  • 慢性肝疾患の肝機能の改善
  • ホルモンバランスの調整(肝斑 にきび 生理不順)
  • アレルギー症状の改善
  • 肩こり
  • 疲労回復

保険適用

メルスモン

  • 更年期障害
  • 乳汁分泌不全(2歳未満の子供がいる母親)

ラエンネック

  • 慢性肝機能障害

上記以外の方は自費診療となり、1アンプル1,000円かかります。

禁忌

  • 本剤アレルギーの方

注意

胎盤そのものは、多様なホルモンや蛋白質・ウィルスも含まれている為、加熱し加水分解して薬品になりますが、既知のウィルスは除外出来ても、未知のものや、狂牛病の原因となるプリオン蛋白は除外できない為、現在は、プラセンタ注射を受けた人は、献血を控えることが求められています。

原料となる胎盤が、プリオン蛋白を含んでいる可能性はゼロではないものの、極めて低いものと考えられています。

施術内容の詳細

手術時間 約5分
ダウンタイム 内出血した場合、2週間程度
術後の通院 2~3回/週

料金

プラセンタ注射 ¥1,800(税込¥1,980)

*予めご了承下さい。
①料金表は税抜き価格で表記させて頂いております。
②別途診察料がかかります。
③施術・手術後、患者様の状態により薬の内容が変更する事があり、それに伴い別途かかる薬の料金も変わる事もございます。

しわ・たるみに関するよくある質問

顔全体のたるみが気になります。手術せずに改善する方法はありますか?
HIFU(たるみ治療)といった集束超音波を使用する方法があります。
これは脂肪の多いたるみに効果的です。肌自体に傷ができないので、施術後通常の生活が可能です。
目元のちりめんじわが気になります。改善する方法はありますか?
bFGF(塩基性線維芽細胞増殖因子)メソセラピーやピクセル(フラクショナルレーザー治療)があります。

bFGFメソセラピーは、bFGFを注入することにより、線維芽細胞増殖を促します。

ピクセル(フラクショナルレーザー治療)はレーザー照射し、皮膚に細かい穴をあけることで傷の修復を促進し、コラーゲンを増やします。

両者ともに、目元のちりめんじわに効果があります。

仕事の都合でダウンタイムがあるものが出来ません。他に方法はありますか?
HIFU(たるみ治療)は基本ダウンタイムがありません。

しかし、脂肪のボリュームが多く、たるんでいる人には効果がありますが、 脂肪が少なく皮膚だけのたるみには効果が出ません。

また、金の糸や金属プレートが入っている方など身体に影響が出る恐れがある方はお断りさせていただく場合もあります。

女性脱毛コース

女性全身脱毛コース(顔・VIO除く)<3回> ¥189,000(税込¥207,900)
女性全身脱毛コース(顔・VIO除く)<5回> ¥298,000(税込¥327,800)
女性V・I・O脱毛コース<3回> ¥30,000(税込¥33,000)

医療レーザー脱毛は、医療用のレーザーを毛に含まれるメラニン色素をターゲットに肌へ照射し、永久脱毛を期待できる施術です。
脱毛サロンなどで使用されるものと仕組み自体は同様ですが、比較するとパワーが異なります。

また、その名のとおり医療機関のみでしか使用することができないため医療レーザー脱毛はサロン脱毛以上の効果を発揮できます。

サロンやエステなどの脱毛であまり効果が出ない方、毛深いのが気になる方、ご自身での脱毛処理(脱毛ワックス、カミソリの使用、毛抜きなど)が面倒な方には、レーザー機器による脱毛をしたい方におすすめの施術です。

女性限定や男性限定のメニューもありますので、詳しくは料金表をご確認ください。

適応部位

両脇、VIOライン、両ひじ上、両ひじ下、両ひざ上、両ひざ下、背中(肩甲骨より上)、両乳輪、顔(全部)、へそ周り、手の甲(その他の部位の脱毛も行っています。スタッフにお気軽にご相談ください。)

※1Shot(範囲:15mm程度)単位での施術も可能です。(1Shotの範囲でおさまらない場合、隙間が空かないよう、重ねて照射します。)

「向いている方」と「向いていない方」について

向いている方

  • ひげを剃ると青く見えるのが気になる方。
  • 毛を剃るのが面倒だと感じる方。
  • 毛を剃った後の毛穴のポツポツ、黒さが気になる方。

向いていない方

  • 毛色が金髪・白髪の方
  • 毛抜きや脱毛ワックス・電動シェーバー(毛をカットするものではなく、毛根から抜くタイプ)を使用している方。(表面にある毛のメラニン色素に反応レーザーの為、毛のメラニン色素が薄かったり、毛自体が表面に出ていなかったりするとレーザーの効果が出ない。)

「利点」と「欠点」について

利点

  • 自己処理における肌トラブルが軽減される。自己処理の回数が少なくなる。
    (自己処理の回数が少なくなるため、特に男性の場合、ヒゲ剃りが原因で起こしていた毛包炎が改善されたり、女性の場合もカミソリなどで角質を傷つけて起きるような肌トラブルが軽減されます。)
  • ダウンタイムが短い(※個人差があります)。(レーザー直後は日焼け後のような皮膚の赤みとヒリつきが1~2日程度続きます。数時間の間に目立たなくなる場合もあります。)
  • カミソリによる色素沈着、シミ・そばかすなどが、照射を重ねることで取れる場合がある。

欠点

  • 1回の治療では終わらず、毛の周期に合わせて脱毛する必要がある。(毛には毛周期があり、部位によって異なるが、毛が成長期に当たるものでないと効果がないため、一回の治療で効果があるのは全体の30%程度になる。そのため、全部の毛にレーザーを当てるためには3~5回の治療が必要になる。)
  • 永久脱毛ではない。

脱毛レーザー治療の施術方法

  1. 希望がある場合、麻酔クリームを塗る。
  2. レーザーを照射する。
  3. 軟膏を塗ってクーリングする。

施術内容の詳細

施術時間 約5~60分
ダウンタイム 1~2日前後
術後の通院 なし

ダウンタイム詳細

傷の赤み・硬さ レーザー後の赤みは1~2日程度
腫れ 毛根部が1~2日程度腫れることあり
洗顔 当日から可能
化粧 当日から可能
シャワー 当日から可能
入浴 翌日から可能
運動 当日から可能
その他 プールや公共のお風呂等は塩素が強く刺激が多いので脱毛当日は控える方が良い
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

女性脱毛料金

女性全身脱毛コース(顔・VIO除く)<3回> ¥189,000(税込¥207,900)
女性全身脱毛コース(顔・VIO除く)<5回> ¥298,000(税込¥327,800)
女性V・I・O脱毛コース<3回> ¥30,000(税込¥33,000)
両わき ¥5,600(税込¥6,160)
顔全体 ¥14,000(税込¥15,400)
おでこ ¥5,000(税込¥5,500)
両ほほ ¥7,000(税込¥7,700)
鼻下 ¥4,000(税込¥4,400)
あご ¥4,000(税込¥4,400)
あご下 ¥5,000(税込¥5,500)
くび ¥7,000(税込¥7,700)
ひじ上 ¥21,000(税込¥23,100)
ひじ下 ¥17,500(税込¥19,250)
¥2,000(税込¥2,200)
手の甲 ¥2,000(税込¥2,200)
太もも ¥35,000(税込¥38,500)
ひざ ¥8,000(税込¥8,800)
ひざ下 ¥28,000(税込¥30,800)
足指 ¥2,000(税込¥2,200)
足の甲 ¥2,000(税込¥2,200)
からだ前面全体 ¥40,000(税込¥44,000)
肩甲骨上 ¥35,000(税込¥38,500)
背中全体 ¥40,000(税込¥44,000)
おへそまわり ¥3,500(税込¥3,850)
Vライン ¥7,000(税込¥7,700)
Iライン ¥7,000(税込¥7,700)
Oライン ¥7,000(税込¥7,700)
2部位(VIOいずれか) ¥12,000(税込¥13,200)
VIO ¥15,000(税込¥16,500)
おしり ¥20,000(税込¥22,000)
乳輪まわり ¥3,500(税込¥3,850)
うなじ ¥5,000(税込¥5,500) -¥15,000(税込¥16,500)
¥5,600(税込¥6,160)
フェイスリフト後のもみあげ ¥4,000(税込¥4,400)
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥500(税込¥550)~¥50,000(税込¥55,000)かかります。
※ 施術範囲により薬代別途¥700(税込¥770)~¥1,380(税込¥1,518)かかります。
※ 剃毛代1部位¥1,000(税込¥1,100)かかります。

男性脱毛料金

両わき ¥6,500(税込¥7,150)
顔全体 ¥20,000(税込¥22,000)
おでこ ¥6,000(税込¥6,600)
両ほほ ¥7,000(税込¥7,700)
鼻下 ¥4,000(税込¥4,400)
あご ¥4,000(税込¥4,400)
あご下 ¥5,000(税込¥5,500)
くび ¥7,000(税込¥7,700)
ひじ上 ¥23,000(税込¥25,300)
ひじ下 ¥20,000(税込¥22,000)
¥2,000(税込¥2,200)
手の甲 ¥3,000(税込¥3,300)
太もも ¥38,500(税込¥42,350)
ひざ ¥10,000(税込¥11,000)
ひざ下 ¥31,000(税込¥34,100)
足指 ¥2,000(税込¥2,200)
足の甲 ¥3,000(税込¥3,300)
からだ前面全体 ¥50,000(税込¥55,000)
乳輪まわり ¥5,000(税込¥5,500)
おへそまわり ¥5,000(税込¥5,500)
Vライン ¥15,000(税込¥16,500)
Iライン ¥15,000(税込¥16,500)
Oライン ¥10,000(税込¥11,000)
男性器 ¥25,000(税込¥27,500)
おしり ¥35,000(税込¥38,500)
背中全体 ¥50,000(税込¥55,000)
うなじ ¥5,000(税込¥5,500) -¥15,000(税込¥16,500)
¥5,600(税込¥6,160)
ヒゲ脱毛 1回 ¥14,000(税込¥15,400)
ヒゲ脱毛 5回 ¥70,000(税込¥77,000)
ヒゲ脱毛 15回 ¥200,000(税込¥220,000)
※ 麻酔クリーム希望の方は別途¥500(税込¥550)~¥50,000(税込¥55,000)かかります。
※ 施術範囲により薬代別途¥700(税込¥770)~¥1,380(税込¥1,518)かかります。
※ 剃毛代1部位¥1,000(税込¥1,100)かかります。

ヒアルロン酸は体内にある保湿成分です。凹みやしわ、鼻・顎に注入することにより、ボリュームを増やすことが出来ます。

目の下の凹みによるクマ・額や眉間の深いしわが気になる、鼻筋を通したい、鼻を高くしたい、こけた頬をなおしたい、顎を出したい方に適した施術です。

表情の変化によるしわには、しわ取り注射が適しています。

また、手の甲や首の細かいしわ、ちりめんじわなど、皮膚が薄くなることで出てくるしわや血管・すじの改善には、bFGFメソセラピーが適しています。

当院オリジナル注射方法

当院では、一般的なライン状の注入ではなく、パールアンドビーズという注入方法を行っております。
ヒアルロン酸は柔らかいゼリー状の物質の為、ライン状に入れてしまうと、圧の強い部分は減ってしまい、キレイな形づくりが出来なくなってしまう為、パールアンドビーズ法としています。
以前に他院で入れられている場合、一度ヒアルロニダーゼで溶かしてから、適切な位置に再度ヒアルロン酸を入れる事があります。

ヒアルロン酸の注射部位~若年層向け

ha-case-01
  • ①額:額に丸みを出して、女性的に。
  • ②鼻:鼻筋を通してすっきり見せる・鼻根部の高さを出す。
  • ③顎:Eラインを整えて、横顔美人に。
  • ⑧涙袋:笑ったような優しい印象に。
  • ⑬口唇:ふっくらボリュームアップで色っぽく・キュートに。

ヒアルロン酸の注射部位~中高年層向け

ha-case-02
  • ②鼻:しわ取り注射でとりきれない眉間の深いしわをとって若々しく。
  • ④こめかみ:やつれ感が無くなり若々しく。
  • ⑤頬の凹み:やつれ感、こけている印象を変え、ふっくらする。
  • ⑥上まぶたのくぼみ:疲れた印象や老けた印象が無くなり、元気に。
  • ⑦目の下の凹み:疲れた印象が無くなり、元気に。
  • ⑧涙袋:細かい小じわが目立たなくなる。
  • ⑨頬の高さ:高さをもたせることで、笑ったように明るく若々しく。
  • ⑩法令線:シワが浅くなり、若くなった印象に。
  • ⑪マリオネットライン:シワが浅くなり、若くなった印象に。
  • ⑫口周り:シワが浅くなり、若くなった印象に。
  • ⑬口唇:縦じわが浅くなり、ふっくらボリュームアップ。

ヒアルロン酸の持続時間

一般的に顔用は、6~12カ月程度とされています。
又、身体用は、2年程度とされており、徐々にボリュームがなくなります。
ヒアルロン酸は架橋*させることによって、組織への吸収を遅らせるように作られている、充填剤(フィラー)です。

*架橋・・・主に高分子化学においてポリマー同士を連結し、物理的、化学的性質を変化させる反応のこと

注射用のヒアルロン酸は種類が色々あり、粒子の有無やサイズもいくつかあり、粒子が大きいものに比べて、小さいもののほうが吸収されるのが早いですが、架橋の有無などによっても吸収する時間が異なります。
部位やしわの深さ、凹みの程度によってそれぞれ使い分けます。

ヒアルロン酸は元々ゼリー状の柔らかい素材である為、重力や皮膚のテンションによって少しづつ形が変わり、また、体内にはヒアルロン酸分解酵素がある為、注入したヒアルロン酸は少しづつ分解されます。

ヒアルロン酸の入っているスペースに自身の体内の水分が移動し、そこに、周辺細胞の一部(コラーゲンや脂肪)が入り込み、自身の組織として置き換わっていくことがあります。
また、ヒアルロン酸の周りには被膜が形成されることもあり、この場合はヒアルロン酸が吸収されず、数年間留まることがあります。

ヒアルロン酸の安全性

ヒアルロン酸は、皮膚の真皮層に存在しているムコ多糖体という保湿成分です。
アレルギーの可能性が1000人あたり1~2人と極めて稀なため、アレルギーテストの必要がありません。

各種顔用ヒアルロン酸の詳細

レスチレンリド / レスチレン リフトリド

会社名 株式会社ガルデルマ(スウェーデン)
製造元 Q-MedAB(スウェーデン)
厚生労働省承認
FDA承認
CEマーク

製品解説

世界で初めて欧州でCEマークを取得(1996年)および米国でFDA承認を取得(2003年)した非動物由来安定化ヒアルロン酸皮膚充填材として、その安全性および有効性プロファイルが確認されています。
日本では2015年6月に「レスチレン® リド」「レスチレン® リフト™ リド(旧 レスチレン パーレン® リド)」が高度管理医療機器として厚生労働省の承認を取得しました。
絡み合うように結合した天然ヒアルロン酸の構造を活かすことで、ゲルの修飾を最小限に抑えながら、ゲル硬度を高めています。
非動物性由来の安定化ヒアルロン酸を主成分とする滅菌ゲルで、主成分である合成ヒアルロン酸の他に0.3%リドカイン(局所麻酔薬)が含まれており、注入時の疼痛が緩和されます。
リフティング効果により、中等度から重度の顔面のしわ(法令線など)を改善します。

参考引用文献:レスチレンシリーズ / 製品情報 製品特性

Drから一言

多々あるヒアルロン酸の中で、形づくりをするには、最も適しています。
ゲル硬度としては、とても高いヒアルロン酸となります。

ジュビダームビスタ ウルトラプラス

会社名 アラガン(アイルランド)
製造元 アラガン(フランス)
厚生労働省承認
FDA承認
CEマーク

2014年3月に厚生労働省承認を取得したヒアルロン酸使用軟組織注入材です。
アラガン社独自のHYLACROSS™技術によって製造されました。
この先進技術では、ランダムな形状と粒径をもつ架橋ヒアルロン酸ゲル粒子に、非架橋ヒアルロン酸を混合、均質化することによって、なめらかな粘調性ゲルが得られます。
高架橋のヒアルロン酸を高濃度に含む3Dマトリックス構造をとっています。
凝集性の高いこのゲルは、酵素分解を受けにくく、治療効果が持続します。
顆粒感がなく、なめらかな質感、自然な仕上がりが期待できます。

参考引用文献:ジュビダームビスタのご紹介 / 製品特性

Drから一言:

デコボコが起きにくく、扱いやすいヒアルロン酸です。
形をつくるという点ではレスチレンに劣りますが、全体をふっくらさせる、デコボコになりやすい部位には適しております。

レディエッセ

会社名 Merz Pharmaceuticals本社(ドイツ)
製造元 Merz North America社
厚生労働省承認
FDA承認
CEマーク

FDA認可されている製品です。
歯と同じ成分のハイドロキシアパタイトと、水と、グリセリンから成るキャリアジェルが主成分。
キャリアジェルが2~4週間位で分解され、ハイドロキシアパタイトが時間をかけて吸収されていく間に、コラーゲン繊維などが真皮内に残る為、3割~4割程度残ります。

施術詳細ページ:レディエッセ注射

Drからの一言:

硬度はヒアルロン酸よりも高いです。
ヒアルロニダーゼのような溶かす製剤がない点がデメリットですが、吸収はヒアルロン酸より遅く、高さを出すのが目的の場合には、優秀な製剤です。

身体用ヒアルロン酸について

顔用のヒアルロン酸と比較して粒子が大きく、頬、胸、お尻への注入に向いているのが特徴です。
豊胸バックには抵抗のある方、胸やお尻が小さいことに悩んでいる方におすすめです。

「向いている方」と「向いていない方」について

向いている方

  • 目の下や法令線など、表情にかかわらず凹みがある方。
  • 鼻や顎の高さを出したい方。(鼻や顎に関してはハイドロキシアパタイトを含んだ充填剤のレディエッセを使用することもできます。
  • 痩せていて、こめかみや頬のボリュームを増やしたい方。
  • 胸やおしりなどのボリュームを増やしたい方。

向いていない方

  • プロテーゼや、ヒアルロン酸以外の充填剤注入をしている人で皮膚に余裕のない方。

「利点」と「欠点」について

利点

  • 化粧や洗顔は施術後当日から可能。
  • 量の調整がしやすいため、ご自身で確認しながら注入する事が出来る。
  • 顔用を入れすぎた場合や気に入らない場合、ヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)で修正することが出来る。
  • 身体用は、マッサージをすることで感触がやわらかくなり、異物感が出ない。
  • 身体用の場合、ヒアルロン酸を注入する鈍針を挿入するために、傷は出来るが5mm弱と小さい。

欠点

  • 細い針を使用するが、内出血を起こすことがあり、消えるまでにはおよそ2週間程度かかる。
  • 鼻根部や涙袋、顎などのボリュームや高さを出した部分は、年数が経過すると形が変形し幅が広がるため、場合によってはヒアルロン酸分解酵素(ヒアルロニダーゼ)で修正する必要がある。
  • 身体用の場合、使用量が多いためコストが高い。

顔用ヒアルロン酸の施術方法

  1. カウンセリングにて、使用するヒアルロン酸の種類を決める。
  2. (本人希望時)麻酔クリームや注射による麻酔をする。
  3. 消毒し、注射をする。

身体用ヒアルロン酸の施術方法

  1. カウンセリングにて、使用するヒアルロン酸の量を決め、術前採血・日程を決める。
  2. 注入当日、消毒し、注射による麻酔をする(注入量が多い場合は静脈麻酔を使用する)。
  3. 鈍針を挿入するために小さく切開し、注入する。
  4. 消毒し、軟膏を塗布・テープで傷口を保護する。

施術内容の詳細

手術時間 顔用ヒアルロン酸約5~10分(麻酔時間を除く)
身体用ヒアルロン酸10~20分(麻酔時間を除く)
ダウンタイム 14日前後(内出血時)
術後の通院 残注がある場合のみ1ヶ月以内
胸のヒアルロン酸の場合1週間後

ダウンタイム詳細

傷の赤み 2~3日(針跡の赤みあり)
身体用ヒアルロン酸の場合は3~6ヶ月
腫れ 1週間程度で減った感じがする程度
(内出血の有無で長引くことあり)
洗顔 当日から可能
化粧 当日から可能
シャワー 当日から可能
入浴 当日から可能
身体用ヒアルロン酸の場合は3~4日後から可能
運動 当日から可能
その他 身体用ヒアルロン酸注入部の傷は、2~3日間軟膏・テープで保護
1週間程度したらマッサージして馴染ませるとより自然
上記は一般的な経過であり、個人差があります。

料金

レスチレン リド:0.1cc ¥9,000(税込¥9,900)
レスチレン リド:1本 ¥60,000(税込¥66,000)
レスチレン リフトリド:0.1cc ¥10,000(税込¥11,000)
レスチレン リフトリド:1本 ¥70,000(税込¥77,000)
ジュビダームビスタ ウルトラプラス:0.1cc ¥9,000(税込¥9,900)
ジュビダームビスタ ウルトラプラス:1本 ¥60,000(税込¥66,000)
身体のヒアルロン酸 10ml ¥100,000(税込¥110,000)
100ml ¥600,000(税込¥660,000)
200ml ¥900,000(税込¥990,000)
※場合により静脈麻酔別途¥10,000(税込¥11,000)かかります。
※薬代込み

 

症例写真

 
 

ヒアルロン酸注入

性別 女性  
年齢 20代 
施術名 ヒアルロン酸注入
施術日 2022年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 施術直後
顎が小さいため、顎の形を整えフェイスラインをシャープにされたいといったご希望の患者さま 1.0ccほど注入し、顎の形・Eラインを整えました
施術費用 0.1ccあたり ¥9,900(税込)
麻酔クリーム ¥3,300(税込)
副作用・リスク 腫れ・内出血:数日~1週間
感染・アレルギー・血流障害のリスク
 
 

ヒアルロン酸注入

性別 女性  
年齢 20代 
施術名 ヒアルロン酸注入
施術日 2023年
施術ドクター 内田
   
治療概要上:before
下:after 1週間後
全体的に唇のボリュームを増やしたい といったご希望の患者さま
0.6ccほど注入し、ボリュームアップしました
施術費用 0.1ccあたり ¥9,900(税込)
麻酔クリーム ¥3,300(税込)
副作用・リスク 腫れ・内出血:数日~1週間
感染・アレルギー・血流障害のリスク
 
 

ヒアルロン酸注入

性別 女性 
年齢 20代  
施術名 ヒアルロン酸注入
施術日 2024
施術ドクター 内田  
   
治療概要上:before
下:after 1週間後
全体的に唇のボリュームを増やしたい
といったご希望の患者さま
0.5ccほど注入し、ボリュームアップしました
施術費用 0.1ccあたり ¥9,900(税込)
麻酔クリーム ¥3,300(税込)
副作用・リスク 腫れ・内出血:数日~1週間
感染・アレルギー・血流障害のリスク

シミ治療~コンセプト~

美容外科からみたシミ治療。

美容治療は目まぐるしく新しい治療がでてきます。
良いものはその後も残りますし、そうでないものはいつのまにか無くなります。
新しいものばかりでなく、効果のしっかり出る、また、長期に使用して安全な治療をお勧めしています。
その中でも患者様に合った最適な治療をご提案いたします。

 

シミの概要

シミとはお肌に紫外線や加齢等の様々な要因で皮膚内にメラニンが蓄積された状態をいいます。
一言で「シミ」と言っても老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、肝斑、後天性真皮メラノサイトーシス(遅発性太田母斑様色素斑、ADM)、脂漏性角化症、ニキビ跡、炎症後色素沈着など様々な状態があります。
これらは原因となるメラニンの深度やメラノサイト(メラニンを生成する細胞)を活性化している原因などから分類されます

シミの種類

シミができてしまうのは、「メラニンの過剰」と「ターンオーバーの乱れ」の2つが大きな原因です。

紫外線

シミができる原因その①~メラニンの過剰

【防御反応のメラニン】

紫外線は皮膚細胞のDNAを破壊し皮膚ガンを引き起こします。
メラニンはこれを防ぐためにつくられ、皮膚を紫外線から守る役割を担っております。
ただ、このメカニズムだけでなく、以下のような場合にもメラニンは作られます。

  • ニキビでは、毛穴の炎症がメラノサイト(メラニンを生成する細胞)を活性化。
  • アトピー性皮膚炎などの掻くことによる刺激での炎症によるメラノサイトの活性化。
  • 過剰なクレンジングや洗顔の摩擦刺激によるもの。
  • たばこ、ストレスにより老化の原因の一つである活性酵素が生成されメラノサイトを刺激。
  • 妊娠、出産、婦人科系の疾患、治療による女性ホルモンバランスの変化により、ホルモンが直接メラノサイトに働きかける。

以上のように、メラノサイトを活性化させてしまう原因は多岐に渡ります。

【メラニンの種類】

メラニンには黒・茶色のユーメラニン・黄色のフェオメラニンがあります。肌の色や髪の色はこれの比率で決まります。
褐色、黒色のメラニンは紫外線による活性酵素を除去。
しかし、フェオメラニンは紫外線を浴びると逆に活性酵素を生成します。
これにより白人やメラニンを生成できない先天性白皮症(Congenital albinism)の方は皮膚ガンが多い理由の一つです。

【メラニンができるまで】

メラニンはメラノサイトの中でチロシンというアミノ酸から作られます。
紫外線により皮膚の角化細胞に異常が起きると、メラニンを作りなさい」という指令がでてチロシナーゼが活性化されメラニンが作られます。

また、ホルモンは直接色素細胞に働きかけ、メラニンをつくらせます。
このチロシナーゼを活性化させるのはホスホリパーゼ、エンドセリン、MSH,ACTH,インターロイキン、プロスタグランジン、メタロチオネイン、一酸化炭素、ヒスタミンなど20種以上あると言われています。

このチロシナーゼの活性を低くするのがハイドロキノンや化粧品に含まれるアルブチン、ルシノール、紫外線吸収剤に使用される、フェノール化合物やビタミンC,コウジ酸、甘草エキス、カモミラETやソウハクエキス、プラセンタなどがあげられます。

メラニンができるまで

シミができる原因その②~ターンオーバーの乱れ

表皮(皮膚は外側の表皮と内側の真皮からなります。)は平均約0.2mm程度の薄さですが、非常に重要な役割を担います。
この表皮は、ターンオーバーと言って約1ヶ月をかけて新しく生まれ変わります。これがあることで、日焼けした皮膚も1、2ヶ月で元の色に戻っていってくれます。

ターンオーバー

ターンオーバーは早すぎても、遅すぎても肌トラブルの原因となりますので、正常なターンオーバーにすることが大切です。
ターンオーバーの乱れは種々の原因により引き起こされます。

【紫外線】

紫外線により肌がダメージを受け、皮膚の再生能力が低下し、ターンオーバーが遅くなります。また紫外線から肌を守ろうとして皮膚があつくなりシミだけでなく、小ジワ、たるみの原因にもなります。

【加齢】

加齢に伴うターンオーバーの遅延。20歳前後で28日周期のターンオーバーは40代で倍、60代で3倍以上にもなってしまいます。
皮膚再生に必要な栄養素の不足。皮膚の再生にはビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが深く関与し、特にビタミンCはコラーゲンの生成にも不可欠な栄養素です。

【睡眠不足】

睡眠不足は、代謝に重要な成長ホルモンの分泌の低下や体へのストレスにつながり、ホルモンバランス、自律神経の乱れが起きてしまいます。

【女性ホルモン(特に卵胞ホルモンの低下)】

女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)は皮膚のターンオーバーを正常に保つために必要なホルモンで、これが
低下すると、ターンオーバーが遅くなってしまいます。

【ストレス】

ストレスはホルモンバランスを崩したり、詳しいメカニズムはわかっておりませんが、メラノサイトを活性化させる事もあると言われております。

シミの原因

紫外線

紫外線は、肌のためには百害あって一利なし

ご存知の方も多いですが、紫外線はしみを引き起こす最大の原因であり、人体に有害な光線となります。シミに関しては、シミのできる原因の2つのうち両方とも引き起こします。また、紫外線はコラーゲン繊維やエラスチン繊維といった肌の潤いやハリ、弾力のもとを壊してしまい、シワやたるみが生じやすくなります。

生活習慣

生活習慣の乱れが老化の原因「活性酸素」を生み出す

クレンジングや洗顔での摩擦刺激、お化粧をするときにこすったり、シミを消すために化粧品をぬりすぎたりする際の摩擦はメラニンを増殖させます。
タオルで顔を拭くときもゴシゴシこすれば、刺激となってしまいます。
また、ストレス、睡眠不足、タバコは活性酵素を発生させ、シミのできる原因となりえます。

ホルモンバランスの異常

「肝斑」は女性ホルモンの乱れにより起きる

女性ホルモンの乱れが原因で起きるシミに「肝斑」があります。頬に左右対称に、雲が広がったようにモヤモヤとできるのがよくある肝斑です。
色は茶色、黒色、灰色がかっていることもあります。頬だけでなく、額や鼻の下にできるものも肝斑です。
生理不順、ピル等経口避妊薬の服用、妊娠中、更年期などに出ます。
30~40代の女性に多いのですが、高齢者になるとほとんど見られなくなるのも特徴です。
紫外線により少し悪化することもあります。

加齢

40代になれば誰にでもシミはできる

20代後半くらいからシミやシワなどの肌老化が出始めます。
40代になると程度に差はありますが、ほとんどの人に肌老化は出ます。
これは加齢により肌のターンオーバーが正常に行われなくなり、古い角質が残ってしまうことが原因です。
通常、肌のターンオーバーは4週間と言われています。
しかし、40代では約8週間かかるのです。
またターンオーバーに関わる成長ホルモンの分泌も、18歳をピークに減少していくことも原因しています。

遺伝性

シミの一種「ソバカス」は遺伝する

シミにはいくつか種類がありますが、そのうち「ソバカス」は遺伝性があります。
早いと小学生くらいからでき始め、思春期頃になると目立つようになる人が多いです。
また色白の人に多く、白人種の人にはとても多く現れます。鼻の部分を中心に、小さな黒い斑点が散らばってうずらの卵のようになるのが特徴です。
「小さい頃からある」「家族にもソバカスがある」など思い当たる節があるようなら、ソバカスと考えて間違いないでしょう。

間違ったスキンケア

「こする」「たたく」はシミの原因

洗顔の際に肌を強くこすりすぎたり、化粧水をつける際にたたきすぎたりすると、その刺激が原因でシミになることがあります。
顔は洗えばいいというものではないので、肌に優しいケアを心がけましょう。
特に、目の周りは刺激に対して色素沈着が起きやすいです。
この部位は、顔の他の部分に比べて優しくケアをする必要があります。
更に紫外線にも弱いので日ごろの対策も必要です。色素沈着が起こることで、茶色く薄いシミができます。

ニキビ

ニキビは潰さない
ニキビ、火傷、切り傷、虫刺されなどの炎症が起きた後にもシミはできます。
なりやすい人となりにくい人がおり、色白の人はなりにくいです。
このシミは時間と共に消えます。
半年~2年ほどの時間をかけて消えていきますが、途中で日に当たると消えなくなることがあります。
特にニキビは炎症しているときに潰すと跡が残りやすいです。
この跡がシミとなるので、ニキビができた場合には炎症を抑えるケアを十分にする必要があります。

シミの種類

シミの種類

老人性色素斑(老斑) 《Lentigo Senilis》

頬骨やこめかみにできやすいです。
平坦で丸い色素斑。
顔以外にも手、背、前腕など露出部に多いです。

そばかす/雀卵斑 《Ephelides》

鼻を中心に顔全体に散らばったようにでます。家族生のことも多く、小学生頃より出現し思春期に増悪することが
多いです。
成長とともに増えたり、紫外線の影響で濃くなることもあります。
光治療やレーザー治療が効果的です。

くすみ

肌に透明感がなくなり、明るさやツヤがなくなった状態が「くすみ」です。
くすみの原因は、肌のメラニン量が多くなり明度が低下することや、血行不良により肌の赤味が減ることなどが原因とされて
います。
日焼けをした、肌が乾燥しキメが荒れる、冷え性による血行不良、しっかり角質ケアできていない(肌が汚れている)などに
より、くすみが出るのです。
食事、睡眠を始めとする生活習慣、毎日のスキンケアにより防ぐことができます。

脂漏性角化症/老人性いぼ 《Seborrheic keratosis》

表面が凸凹しているシミ。シミと間違われることが多く、通常のシミレーザーでは効果はほとんどありません。
露出部にできやすいです。

色素沈着

肌への刺激が強いことで色素細胞メラノサイトからメラニンが過剰に分泌され、このメラニンが沈着することで起きます。
これはメラニンに、肌を刺激から守る働きがあるためです。
色素沈着で最も多いのは「炎症後色素沈着」と呼ばれるもので、ニキビ跡、火傷跡、傷跡がこれに当たります。
通常は肌のターンオーバーによりメラニン色素が押し出され、自然と消えることが多いです。
しかし、紫外線により消えにくくなることがあります。

肝斑 《chloasma》

頬骨~鼻の下、左右対称にでる濃淡の均一なしみ。
30-40代にふえ、閉経と共に改善することも。
また、経口避妊薬の内服や妊娠中に増悪し、女性ホルモンが関係していると言われております。

遅発性太田母斑様色素斑/ADM

額、目のまわり、頬などにできます。
生後間もなくでることも、20歳代からでることもあります。
特に目の下にできたものはクマと勘違いされることも。
治療にはQスイッチルビーレーザーやQスイッチALEXレーザーなどがあります。

扁平母斑 《nevus spilus》

生まれつきのものは体のどこにでも存在します。
思春期に生じるものでは背中、胸、肩などが多く、ベッカー母斑とも呼ばれます。
メラニン顆粒を含むメラノサイトやケラチノサイトからなり茶褐色の色素班です。
レーザー治療には抵抗性です。

シミの治療

スキンケア

これはどなたでも気をつけていただく事で、シミの予防となります。

【正しい洗顔】

摩擦により、メラニンは増えてしまいますので、皆さんご存知のように、泡だてて、なるべく優しく行います。
まずぬるま湯で2、3回優しく水洗いを行います。
しっかりと泡立てて、洗顔をします。
この際、強くこすらないように。拭くときもタオルで押しぶきを。

【紫外線を避ける】

紫外線は太陽からの直射光、大気中の分子にあたって散乱した散乱光、壁や地面で反射した反射光の3種類があります。
晴れた日は特に直射光の1.5倍が散乱光として地表に。
反射光は、土で直射光の10%以下、アスファルトで10%、水面で10-20%、砂浜で10-25%、新雪では80%がお顔に当たります。
日傘や帽子だけではなく、日やけ止め、飲む日焼け止めなどが大切です。
また、紫外線は雨の日にもありますので、注意が必要です。

【食生活の改善(ビタミンの摂取)】

必要なビタミンには色々な種類があり、バランスよく摂ることが大切ですが、その中でもシミを防ぐのに効果的なものは以下のもの。

  • ビタミンA:レバー、うなぎ、銀ダラ、生クリーム、チーズ、卵黄、バター
  • ビタミンC:ブロッコリー、キウイ、いちご、アセロラ、パセリ
  • ビタミンE:ナッツ、うなぎ、アボガド、胚芽米、酒

【日常生活の改善】

ストレスやたばこは活性酸素を増やし、メラニンを増殖させます。

薬品による治療

トラネキサム酸(Tranexamic acid)(内服薬)

アミノ酸の一種である有機化合物です。
抗プラスミン効果により止血作用を有するため手術後の内服薬として処方される他、抗炎症作用も有し風邪薬などにも配合されております。
メラノサイト内のチロシナーゼに作用するこれまでの美白有効成分とは異なり、メラニン生成伝達物質であるプラスタグランジンの生成を控える働きを持ちます。
また、紫外線や乾燥などの外的刺激によって生じるタンパク質分解酵素プラスミンの生成を抑制、角化異常を起こす表皮の代謝活動を正常にする働きがあります。
化粧品メーカー等で美白成分として言われているt-AMCHAはトラネキサム酸の科学名(trans-4 aminomethylcycohexanecarboxylic acid)です。
長期内服にあたっては、血中コレステロール、動脈硬化、梗塞病変などの有無の確認が必要となります。

ビタミンC(内服薬)

ビタミンCは-アスコルビン酸としても知られ、食べ物やサプリメントでも一般的に摂取しているビタミンです。
抗酸化作用をもち、シミの原因となる活性酵素をおさえる働きがあります。

ビタミンE(ユベラ)

ビタミンEを主成分としたお薬です。末梢血液の循環を促したり、肌の代謝が良くなる事でターンオーバーを促進する作用があります。抗酸化作用もあるため、紫外線等のダメージから守りシミの出来にくい肌を作ります。

ビタミンH(ビオチン)

肌や髪、爪を作り出すもとになるケラチンの生成を助けます。

保湿成分であるコラーゲンやセラミドの生成を促し、肌のハリやうるおいがアップします。

エネルギーの代謝時に発生する乳酸を分解し、筋肉痛や疲労感を和らげることにも効果があります。

Lシステイン(ハイチオ-ル)

皮膚代謝の促進(メラニンの排泄促進)、メラニンの生成を抑制、有害物質の解毒を促す働きがあります。

「向いている方」と「向いていない方」について

▼向いている方

  • 毎日飲み薬が飲めるかた

▼向いていない方

  • 飲み薬が面倒なかた
  • 一度で治したいかた

 

「利点」と「欠点」について

▼利点

  • レーザー治療のように、火傷や色素沈着、痛みなどを伴うことがない

▼欠点

  • 効果の出現までに時間がかかる
  • 思っているような効果が得られない場合もある

 

副作用

  • トラネキサム酸:胃部不快感、悪心、嘔吐、胸やけ、掻痒感、発疹等が生じる場合があります。
  • ビタミンC・ビタミンE:胃部不快感、悪心、嘔吐、下痢等が生じる場合があります。

 

禁忌

  • トラネキサム酸:抗凝固薬を内服している方(心筋梗塞・脳血栓・血栓性静脈炎等)
  • 脂質異常症の方
  • ピルを服用中の方
  • 喫煙されている方
  • ビタミンE:出血傾向のある方

 

服用方法

  • 1日3回1錠ずつ服用してください

 

併用注意

  • 服用されているお薬がある方は、医師へお申し付けください。

 

料金

トラネキサム酸+ビタミンC 1か月(28日分) ¥2,500(税込¥2,750)
ユベラ+ビオチン+ハイチオール 1か月(28日分) ¥3,500(税込¥3,850)

 

外用薬(ハイドロキノン・レチノイン酸など)

さまざまな原因でチロシナーゼが活性されることによって過剰なメラニンが生成され、分解されずに残ることにより色素斑が形成されます。
ハイドロキノン(Hydroquinon)はこのチロシナーゼを阻害し、メラニン産生を抑制します。
一般化粧品に含まれるアルブチン(Arbtin)はこのハイドロキノンの誘導体ですが、効果はハイドロキノンに比べ非常に弱いものです。
レチノイン酸(Retinoic acid)との併用(ホワイトニングクリーム)により、より効果が期待できます。レチノイン酸はビタミンAの誘導体で、ターンオーバーを早くさせ、また、真皮でのコラーゲン増生を高めます。

UC SKIN Whitening Cream

各種点滴、注射(美肌点滴、ビタミン点滴、高濃度ビタミン他)

美白効果のあるビタミンCやトラネキサム酸、Lシステインなどの成分を点滴により摂取します。

プラセンタ注射

もともとプラセンタは肝機能改善や更年期障害に対しての治療として行われていました。
現在では、抗疲労作用や創傷治癒促進作用も認められており、シミに対してのメラニンの生成抑制やターンオーバーの正常化にも効果がある可能性が示唆されています。

医療機器による治療

フォトフェイシャル(IPL治療)

IPL(インテンスド・パルス・ライト)と呼ばれる光を照射し、毛穴を引き締めコラーゲンを活性化。シミやくすみ、赤ら顔、皮膚のハリ・ツヤを改善します。

レーザートーニング

肝斑治療にはレーザー照射は禁忌でしたが、QスイッチYAGレーザーを弱く、頻回に照射することにより 改善効果があると発表された治療です。
美容業界では賛否両論あり、肝斑の原因は多岐に渡るため、レーザートーニングで必ず薄くなるとは断定できませんが、皮膚表面の色味をうすくすることはできます。
肌の状態により治療の選択肢の1つとなります。

spotシミレーザー(QスイッチALEXレーザー)

シミ治療で最もポピュラーな施術の一つです。
レーザー治療は、レーザーの光が生体内に吸収されることによって起こる熱産生過程においての作用が基本となります。
レーザー光は色を持つ物質に吸収され、そこで発熱し、熱伝導作用によって周囲に伝わっていきますので、熱伝導を適切に把握することが出来ないと、レーザー後の炎症性色素沈着や火傷となってしまうことがあります。
そのため、最もポピュラーな治療ですが、熟練した専門知識や経験が必要となります。
照射した部位は照射後1週間あたりでカサブタとなり、シミが脱落します。
1回の治療で終了することが多いですが、何回か必要となるシミもあります。

ピーリングによる治療

皮膚の角質(場合により真皮層まで)を除去する技法を総称してピーリングと言います。
酸を使用して行う化学的角質溶解療法をケミカルピーリングと呼びます。
エステでも使用のできるAHAの代表のグリコール酸や乳酸とクリニックのみの使用のBHAのサリチル酸、TCAと呼ばれるトリクロロ酢酸を使用します。
比較的浅い層から深い層までのピーリングの各種ピーリングがあり、小ジワなどへの効果も期待できるピーリングもあります。
使用する薬剤に関しては実際の肌の状態を診察した上でご提案させていただきます。

ダブルピーリング

グリコール酸と乳酸を併用したより深い層のピーリング治療です。
美白効果をもたらし、シミ・くすみ、ニキビ跡や色素沈着を改善します。

TCAピーリング(ミラノピール)

AHAやBHAと言われるピーリング剤より効果が高く、ミラノピールは高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)だけでなくコウジ酸も含まれており、ディープピーリングと美白効果があります。

施術による治療

超音波クレンジング

フォトフェイシャルやレーザー治療などを行う前に行い、治療効果を高める施術です。
皮膚表面の汚れや毛穴の汚れを除去する目的で行います。

イオン導入

薬液をイオン化させて深く浸透させる治療となります。
肌が本来持つ皮膚のバリアー機能によって皮膚表面は弱酸性に、有棘層以下は弱アルカリ性となっており、このpHの差が電気
バリアーとなって外界からの侵入を防ぐ働きをしています。
この電気バリアーを通過させるために、微弱電流を流し、有効成分を浸透させます。
イオン化できるもので、分子量の小さなものであれば、イオン導入することが可能です。
ビタミンCなどをイオン導入します。

エレクトロポレーション

イオン導入は微弱電流を流し、有効成分を透過させる方法に対して、エレクトロポレーションは高電圧の負荷をかけ、一時的に小孔を作り、イオン導入では透過させることのできない大きめの物質を皮下に送る治療です。
電気的に(Electro-)穿孔する(poration)ということからこの名称が付いております。

マスク

レーザーやピーリング、フォトフェイシャルなどの治療後の肌の鎮静のために行います。